<アルファロメオ166> オンダッシュ1DINデッキ取り付けコンソール作成工程。

〜作業日 2001/10月〜

注)以下に示す作業工程は、実際に当店が作業を依頼され作成した時の模様を、公開した物です。

この様な特殊作業には、自動車・電装品・木工などの専門的な知識と技術が必要です。

以下の内容を参考にして、ご自身で同じような物を作成する事に制約はありませんが、その内容について

当店が保証する訳では在りません。参考にする場合は、あくまでも個人の責任において行ってください。

また、各画像は個人利用の範囲で保存して頂く事は可能です。営業・商用利用などはご遠慮ください。

 

1.これがノーマル状態です。開閉式の

  割と大きめな小物入れになっています。

  今回は、ここにインダッシュTVを取り付けます。

  小物入れ奥は空調の噴出し口です。

2.小物入れASSYを取り外した状態です。

  内部は湾曲していて、作成するコンソールと、

  デッキを如何に固定するかがポイントになります。

3.取り外した小物入れ(右)と、

  同じ形に切り出した15mmMDFボード(左)。

  これがコンソールの土台になります。

4.土台の表面を平らに仕上る為に、

  裏側は立体的に削って接地面

  を合わせています。

 

5.土台に穴をあけて、デッキの位置を

  決めます。この位置決めがモニターの

  角度に影響するので、重要です。

6.周りを覆うカバー部を作ります。

  ダッシュボードとデッキの角度が違う為、

  MDFを5枚重ねて形を作っていきます。

7.天板も付けて計6枚のMDFで作ったカバーです。

  形を整えながら根気よく削りだしていきます。

  重さが半分になるほど削ることになります。

8.仕上げに丁寧にペーパーを掛けてから、

  クロスを張ります。今回は内装に合わせて

  黒のレザーを張り込みました。

 

9.仕上がったコンソール(土台+カバー)と、

  取り付けるインダッシュTV。人気商品で品薄

10.コンソールだけセットした状態。

  1DINの物ならばTV以外でも取り付けが可能。

  カバーはメンテナンスを考えて脱着可能にする事。

11.TVを固定し、カバーをセットして完成。

  オンダッシュ取り付けは視界の妨げにならない

  様に取り付けられれば、とても見やすい。

12.モニターが出た状態。固定をしっかり考えて

   取り付ければ、ぶれ等はまったく無い。

   剛性感が有り本体のスイッチ類も操作しやすい。

   実用性高く出来上がりました。

 

取り付け完成後の写真です。仕上がりの状態が良く解かる画像がご覧になれます。下記からどうぞ。

* [完成画像その一] JPG/92KB

* [完成画像その弐] JPG/90KB

* [完成画像その参] JPG/73KB

* [完成画像その四] JPG/97KB